前職では、IoT製品や業務支援ツールの営業に従事し、セミナー講師としても経験を積んできました。一貫して、クライアントの業務課題に対してソフトウェアを用いたソリューションの提案を行ってきましたが、セキュリティの「安全性」と「利便性」のバランスに悩まれている企業が多いことが分かりました。安全性を重視しすぎると業務の利便性や生産性が失われる一方で、サイバー攻撃も日々進化しておりセキュリティ対策は欠かせません。そうした自身の課題意識もあり、セキュリティ業界の中でも、企業のリアルな声を汲み取り、主体的に商材を開発・提供できるソフトウェアメーカーであるCSCに魅力を感じました。

採用面談の中で、マーケティング部門責任者の井田やその他のメンバーの人柄に触れたことも入社の決め手でした。単に明るく居心地の良い職場ということではなく、自社のプロダクトに自信を持ち、社会に広く認知を広げる活動を通して多くの企業のセキュリティ課題を解決しようとする真摯な姿勢を見て、「CSCでマーケティングの経験を積みたい」と強く思いました。

私は現在、マーケティング業務とインサイドセールス業務を兼務しています。インサイドセールスは、マーケティングチームが獲得した見込み顧客に対して、プロダクトに興味を持った理由やWebセキュリティに対する課題意識などについてヒアリングを実施。当社のプロダクト導入への意向が高いお客様をセールスチームへ橋渡しする役割を担います。

お客様は、まだ情報収集を開始されたばかりの企業様や、本格的に早期の導入を検討している企業様など様々な状況のお客様がいらっしゃいます。電話越しの相手の前提知識や課題感の強さを考慮しながら、適切な言葉を選んだり、提供する情報をカスタマイズしたりするなど、CSCのプロダクトを理解してもらえるような伝え方を日々試行錯誤しています。
単調な表現になりやすいメールでのやり取りにおいても、相手に誠意が伝わる文面作りを意識しています。些細なことですが、季語を入れたり、相手の体調や状況を気遣う言葉を盛り込んだりと、顧客が「自分のために書かれたものだ」と思ってもらえるように丁寧に作成しています。メールの工夫が評価され、現在は顧客に送付するメールのテンプレートを見直すプロジェクトも担当しています。これからもお客様の状況について深く掘り下げ、ベストな提案内容に繋げられるコミュニケーションを心がけていきたいです。

兼任しているマーケティング業務においては、Webセキュリティ関連のセミナーの企画運営に従事しています。過去のセミナー参加者のデータや他のインサイドセールスメンバーから寄せられる顧客の生の声を分析することを通して、セミナー参加者にご満足いただけるコンテンツ設計に努めています。

インサイドセールスとマーケティング、どちらの業務においても、自分が関わったお客様が結果的に納得してCSCのプロダクトを導入してくださる時が、最もやりがいを感じる瞬間です。

私は入社前の面談で「マーケティングに取り組む前にまずお客様の意見や動向を理解したい」という意向を伝えたところ、その意向を汲み取ってもらい、2つのチームの業務を兼務する形にチャレンジすることができています。CSCは社員のキャリアプランについて真剣に聴いてくれていますし、そのプランに最大限寄り添ったキャリアパスや環境を提供する柔軟性があると感じています。

意見を伝えやすい雰囲気もあり、自分で考えて能動的に動ける人にとって、CSCはベストな職場だと自信を持って言えます。マーケターとして成長したいと考えている方や、セキュリティの知見を身に着けてIT人材としてキャリアアップしたいと考えている方と一緒に働けることを楽しみにしています。