どのような事業内容ですか?
当社は、サイバーセキュリティの領域でAIを活用しながら、自社開発プロダクトによるサイバーセキュリティ事業を展開しております。
どのようなビジネスモデルですか?
主に、サブスクリプション(月額課金)型であり、顧客から使用した期間に応じて継続的に料金を受領するモデルです。
サブスクリプション(月額課金)型モデルのメリットは何ですか?
解約が発生しない限り、顧客から毎月継続的に収益を得られるため、安定的に売上を計上することができます。
プロダクトの特徴・強みは何ですか?
攻撃遮断くん
プロダクトの開発・運用・販売・サポートまで、当社が一貫して提供しているため、Webサイトへの多種、大量のサイバー攻撃のデータと運用ノウハウを当社が保持しております。定期的に脆弱性診断ができない状況でも、当社によってシグネチャが更新されるため、Webサイトをセキュアな環境に保つことができます。
WafCharm
当社が適用するクラウドプラットフォームのWAFルール初期セットアップからルール運用までを自動化することができます。新たな脆弱性への対応も自動でアップデートされるため、セキュアな状態でWebサイトの運用が可能となります。
SIDfm
当社所属の脆弱性専門アナリストが、日々現れる脆弱性の内容を調査しコンテンツを作成し、様々な手段を用いてお客様に情報を送り届けています。また、個々のIT資産の脆弱性状況を管理するためのマッチングにも利用されており、脆弱性に係るコンテンツの作成から脆弱性の管理ツールの提供までの、包括的なソリューションを提供しています。
主要なコストについて教えてください。
当社は、自社開発・自社運用によるサービス提供を行っているため、人件費を中心に、フリーランスの活用などにかかる業務委託費や、新規ユーザー獲得のための広告宣伝費などが主要なコストになっています。
新型コロナウイルスの影響は?
短期では、お客様のセキュリティ投資マインドの低下や商談の長期化といった影響が顕在化しました。
中長期では、在宅勤務が広がったことによるインターネットを活用したビジネスが拡大している一方、サイバー攻撃による情報漏洩は日々増え続けていることもあり、セキュリティ投資を拡大する企業が増えることが見込まれます。
配当は行っていますか?
設立以来配当を実施した実績はありませんが、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しております。しかしながら、当社は成長過程にあると考えており、内部留保の充実を図り、将来の事業成長及び経営体質の強化のための投資等に充当し、一層の事業拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元につながると考えております。
今後のM&A戦略について、どのように考えていますか?
企業の選定は継続的に行っており、実際の買収に関しては、今後のシナジー効果等を慎重に検討し行ってまいります。
中期経営計画は策定する予定はありますか?
マザーズ市場に上場している企業は1年に1度「成長可能性に関する説明資料」の開示が義務付けられており、その中で中長期的な成長目標について言及してまいります。
将来的にファイナンスは考えていますか?
今後の事業計画、資金の状況に応じて慎重に判断し、適切なタイミングで行ってまいります。資金調達を行うことになった場合には、速やかに開示させていただきます。
自社株買い/配当などの株主還元は行っていますか?
現時点では行っておりません。今後の資本政策の中で、株主還元や自社株買いは重要な経営判断の1つと認識しており、柔軟に検討し対応してまいります。