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2020.11.11

マイクロソフト社が提供するAzure WAFの自動運用サービス 『WafCharm Azure版』11月11日より提供開始 〜AWS版とあわせて世界シェア60%以上のクラウドプラットフォームでWAFの自動運用が可能に〜

株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大野 暉、以下「当社」)は、AWS WAFの自動運用サービス「WafCharm」を、Microsoftが展開するクラウドサービスAzure WAF(以下Azure)に対応させ、2020年11月11日(水)より『WafCharm Azure版』を提供開始いたします。

■サイバー攻撃のリスク増とセキュリティ人材不足
昨今、サイバー攻撃の脅威が増加しており、不正アクセスによる個人情報の漏洩や不正出金などが多発し大きな社会問題となっています。また、そのようななか、経済産業省によると2016年時点で情報セキュリティ人材が13.2万人不足と推計され、2020年以降には、不足数が19.3万人に増加するとも見込まれています※1。サイバー攻撃もAIによって複雑化し、情報セキュリティ人材が不足している中、対応が非常に難しくなっています。

■パブリッククラウドで提供されているWAFの自動運用を可能にする「WafCharm」
当社が展開している「WafCharm」は、パブリッククラウドで提供されている WAFを自動で運用することが可能なサービスです。機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジンを搭載※2しているため、「WafCharm」を利用することで、専任のセキュリティエンジニアを必要とすることなくWAFの運用を円滑に行うことができます。
2017年12月より、「Amazon Web Services(以下AWS)」が提供する「AWS WAF」ユーザ向けにサービス提供を開始し、現在では、導入ユーザー数は270を突破し、「AWS WAF」のルール自動運用サービスにおいて国内No.1※3となっております。

■AWSに続いて、Azureに対応した『WafCharm Azure版』が登場
そして、当社では“世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する”ことを目指しており、今後もさらに拡大するべく、この度「AWS WAF」に加えて、「Azure WAF」において「WafCharm」の提供を開始いたします。
「Azure」は、マイクロソフト社が提供する世界中で利用されているクラウドコンピューティングサービスで、現在も急成長を続けています。また、「Azure WAF」は、「Azure」ユーザー向けに提供されているWeb アプリケーション ファイアウォール (WAF) サービスです。
「Azure WAF」の運用を行う際の課題として、「最適なルールの作り方がわからない」や「適用したルールで防げているか不安」、「新規脆弱性や誤検知への対応方法がわからない」などが挙げられます。
『WafCharm Azure版』は、そのような課題に対応し、お客様のWebサイトごとに最適なルールの作成や設定を自動で行うことで、より強力なサイバーセキュリティを実現するとともに、導入から新規の脆弱性対応まで「Azure WAF」を運用します。また、日本語による柔軟なサポート体制も構築しているため、安心してご活用いただけます。


今回の『WafCharm Azure版』ローンチによって、「Azure」と「AWS」あわせてクラウド市場世界約60%※4を超える2大プラットフォームにおいて、WAFの自動運用が可能となりました。
今後はパートナー企業ともタッグを組んで「WafCharm」のユーザーを拡大するとともに、他のグローバルプラットフォームへの展開も進めていく予定です。これにより、サイバー攻撃に関するより膨大なデータを収集し、AIによる防御精度の向上と運用効率化を実現し、さらなるユーザー増加に繋げるという好循環をつくっていきます。

【『WafCharm Azure版』サービス概要】
-URL:https://www.wafcharm.com/
-導入方法:2ステップ(ユーザ登録、アクセスキー登録)
-対応言語:英語、日本語
-価格:
・エントリー:月額5,000 円〜
・ビジネス:月額50,000円〜
・エンタープライズ:月額95,000円〜
※別途Azure WAFの利用料金が掛かります
※30日間無料トライアルはこちらから(https://dashboard.wafcharm.com/sign_up

【「WafCharm(ワフチャーム)」について】
https://www.wafcharm.com/

「WafCharm」は導入ユーザ数で国内1位の、パブリッククラウドで提供されている WAFを“AI”と“ビックデータ”によって自動運用することが可能なサービスです。AWSとMicrosoft Azureの2大プラットフォームに提供しております。
機械学習を用いて最適なWAFルールを自動運用するAIエンジン「WRAO(ラオ)」(特許番号:特許第6375047号)を搭載しており、累計導入サイト数・導入社数国内No.1※5の実績を持つクラウド型WAF「攻撃遮断くん」で培った累計1.5兆件以上のビックデータを活用し、お客様毎に最適なルールを自動で適用します。サイバー脅威情報監視チーム「Cyhorus」により最新の脅威にもいち早く対応します。また、国内有数のシグネチャカスタマイズのノウハウをもった、開発エンジニアによるサポート※6も合わせて提供しています。

【株式会社サイバーセキュリティクラウドについて】
会社名:株式会社サイバーセキュリティクラウド
所在地:〒150-0011 東京都渋谷区東3-9-19 VORT恵比寿maxim3階
代表者:代表取締役社長 大野 暉
設立 :2010年8月
URL :https://www.cscloud.co.jp/

「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という理念を掲げ、サイバーセキュリティクラウドでは、世界有数のサイバー脅威インテリジェンスとAI技術を活用した、Webアプリケーションのセキュリティサービスを全世界に向けてサブスクリプションで提供しています。また、クラウド市場世界シェア47.8%※4を持つAWSにおいて、世界で7社目となるAWS WAFマネージドルールセラーにも認定されております。
これからも私たちは、リーディングカンパニーとして、世界中の人々が安心安全に利用できるサイバー空間を創造するためのサービス開発を行い、情報革命の推進に貢献してまいります。

※1出典:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」(平成28年6月)及びみずほ情報総研「ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル
※2 AI(WRAO(ラオ))による自動運用はAWS WAF classicのみに対応
※3 日本マーケティングリサーチ機構調べ 調査概要:2020年7月期_実績調査
※4 出典:Gartner(August 2020)・・・Worldwide Iaas Public Cloud Services Market Share, 2018-2019
※5 出典:「クラウド型WAFサービス」に関する市場調査(2019年5月〜2019年6月 調査)<ESP総研 調べ>
※6 一部プランのみ対象となります