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株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大野 暉、以下「サイバーセキュリティクラウド」)が提供するクラウド型WAF「攻撃遮断くん」の累計導入サイト数が、2017年6月時点で3000サイトを突破したことをお知らせいたします。
昨今、Webサイトの脆弱性を狙ったサイバー攻撃や、サーバに処理負荷を与えWebサービスを機能停止へ追い込むDDoS攻撃など、サイバー攻撃による被害が重大化しています。
そうした状況の中で、Webセキュリティ対策のニーズが高まっており、市場規模は2014年の2158億円から2019年には2731億円※1まで拡大すると予測されています。
これらの背景から、当社ではWebシステムへのサイバー攻撃を遮断するクラウド型WAF「攻撃遮断くん」を提供しております。「攻撃遮断くん」は2014年のサービス開始から約2年で国内第2位※2のシェアを獲得し、大企業からベンチャー企業まで多くの企業様にご利用いただいております。
また、クラウド型WAF市場2014年〜2016年度上位3社の売上高で国内第1位※2の成長率を記録しています。
■導入サイト数増加の要因
経済産業省によって2015年12月に策定された「サイバー経営ガイドライン」にて、サイバーセキュリティ経営3原則の一つとして、系列企業やサプライチェーンのビジネスパートナー、ITシステム管理の委託先を含めたセキュリティ対策が必要である指針が示されました。 こうした指針を受け、各企業では子会社や関連会社を含めた全てのWebサイトへのセキュリティ対策が急務となっています。
しかし、自社が運用する全てのWebサイトにセキュリティ対策を行うことで、対策に伴う莫大なコストとリソースが必要になるといった問題により、一部のWebサイトのみ対策が施されている現状があります。
そうしたなかで、ASP・コンテンツプロバイダサービスを運営する企業に最適なプランとして、セキュリティ対策したいサーバ台数に関わらず定額で利用できる「使い放題プラン」や、 子会社や関連会社を含めたWebサイトすべてに包括契約でセキュリティ対策が可能となる「Webサイト入れ放題プラン」の提供により各社の課題を解決したことで導入が進み、「攻撃遮断くん」の累計導入サイト数が3000サイトを記録しました。
当社では、世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造することをビジョンに掲げ、世界中のWebサイトやWebサービスへのセキュリティ対策を推進しています。
今後も様々な業界各社と連携し、Webサービスを利用する人々が安心してサービスを利用できる環境構築に尽力するとともに、企業のビジネス保護を支援してまいります。
※1『IDC Japan「国内情報セキュリティ製品市場予測アップデート、2015年~2019年」』
※2 出典:「情報セキュリティマネージド型・クラウド型サービス市場の現状と展望 2017年度版」
■「攻撃遮断くん 使い放題プラン」導入事例
国内最大手移動体通信事業者 N社様:
自社にて運営するサービスの利用者が増加するなか、データセンターが複数個所に分かれており、サーバが何百台もある状況でした。 アプライアンスやホスト型などの既存サービスでは導入コストが膨大で運用も現実的なものではないという問題を抱えているなか「使い放題プラン」の採用により、何百台ものサーバが複数拠点にあっても1契約定額で利用が可能となり、運用とコストの課題を解決しました。
■「攻撃遮断くん Webサイト入れ放題プラン」導入事例
国内最大級のディスカウントストア事業者 D社様 :
Webセキュリティの見直しに伴い関連会社や関連するWebサイト全てにWAFを導入する予定でしたが、1箇所のデータセンターに集約することができず、 専用サーバやレンタルサーバが混在している状況でした。Webサイト全てにWAF対策を行うと高額になるケースが多いなか「Webサイト入れ放題プラン」を採用したことで、サーバの引越しや構成の見直しを行う必要がなく、予定していた半分のコスト(定額)で約80のWebサイトにWAFを導入することが可能となりました。
■「攻撃遮断くん」とは
「攻撃遮断くん」は、Webシステムへのサイバー攻撃を遮断するクラウド型WAFのWebセキュリティサービスです。 2014年のサービス開始から約2年で国内第2位のシェアを獲得し、クラウド型WAF市場2014年〜2016年度上位3社の売上高では国内第1位の成長率を記録しております。 NTTドコモやSBI証券といった大企業からベンチャー企業まで、様々な規模の企業でご利用頂いております。