People 007HR RecruiterAnna Mikami

人事として相手に熱意を注ぎ、やりがいを感じるのは、採用によって組織課題の解決に貢献できた時。そして、入社した社員がいきいきと働き、活躍している様子を知れた時。「採用って楽しい！」といつも実感します。

現在は、人事部採用グループで、エンジニアの中途採用を担当。各プロダクトの部長と連携し、採用計画の立案から母集団形成、採用施策の実行、内定者フォローまで、一連の業務を担っています。さらに、CTOや開発部門の責任者と意見を交わしながら、組織課題の解決や採用戦略の立案にも取り組んでいます。

CEOやCTOをはじめとした経営陣が、採用の重要性を強く認識しているからこそ、こちらからの依頼にも、多忙な中でも即座に協力してくれます。そうした前向きなスタンスが、業務を非常に進めやすくしていると感じています。さらに、大きな裁量が与えられるのもサイバーセキュリティクラウド（以下、CSC）の魅力。入社直後から信頼して任せてくれるからこそ、自ら考えて動ける。「まずはやってみよう」と主体的にチャレンジできる機会が、自然と多くなっていきます。

CSCを選んだ理由。それは、社会貢献性の高い事業に取り組みながら、自分のケイパビリティを大きく広げられると感じたからです。常に新領域へ挑戦し続ける姿勢、幅広い経験のチャンス、グローバル展開を進めている企業であること。どれも、成長につながると確信しました。「世に必要なプロダクトを展開しているメーカー」であることも入社の決め手のひとつ。価値あるプロダクトを、自信を持って世界に届けられる場所で働きたいという想いに、CSCは応えてくれると感じたのです。

入社後に驚いたのは、経営陣の“採用への向き合い方”。採用自体をゴールとせず、「お互いが幸せになれること」を大切にしている。その姿勢に影響を受け、人事である私自身のスタンスも変わりました。現場の社員と対話を重ね、「味方」だと感じてもらえる関係性を築くこと。そしてその人にとって最善の道を共に探すこと。これからも対話を大切にしながら、一人ひとりの成長と、会社の未来をつなぐ存在でありたいと思っています。

採用難易度が高く、事業成長においても極めて重要なポジション。その採用決定を実現できた時、大きな達成感がありました。担当していたのは、クラウドエンジニアとしての知識と顧客折衝スキルの両立が高いレベルで求められるポジションの採用。採用が思うように進まず、強い課題感を抱えていました。そこで、現場と対話を重ねながら、採用要件を丁寧にすり合わせていきました。必要な経験・スキルや、他社の類似ポジションの事例も洗い出し、求める人物像をより具体化。結果、当初の想定に固執せず柔軟にターゲットを見直したことで、候補者の幅が広がり、採用成功へとつなげることができました。事業成長のために「この採用は、絶対に成功させなければいけない」。そんなプレッシャーの中で、戦略を何度も練り直し、施策を打ち、見直し、また挑む。粘り強くPDCAを回し続けたことが、成功の要因だったと思います。CSCでは、ハイレイヤーで専門性の高い採用に挑む機会が多くあります。だからこそ、私が求めるエンジニア採用のスキルを磨くには、これ以上ない環境だと感じています。

次のステップは、エンジニア採用のスペシャリストになること。そして、グローバルに広がるCSCの採用活動に積極的に関わり、CSCのグローバル事業展開の一翼を担える人材になること。全員の情熱で国産の魅力的なプロダクトを、世界に届けていく。その過程を想像すると、心が躍ります。

その未来を実現するために、いま必要なのは、さらなる学びと挑戦です。セキュリティや人事業務に関する知識はまだ不十分だと感じており、継続して学習を続けています。目指すのは、「採用の上手い会社」としてCSCの採用力を確立すること。そして、エンジニアが輝ける会社をつくっていきたい。その実現に向けて、エンジニア採用の専門性をさらに深めたいと思っています。CSCにとってエンジニアは、会社の成長に欠かせない重要な存在です。私はエンジニアとしての経験はありませんが、だからこそ技術者を深く尊敬しています。これからも皆さんを支えられるよう、全力で取り組んでいきたいと考えています。