People 004MarketingSHING Kai Yan

Webマーケターとして最も熱くなる瞬間―それは、マーケティングのストーリーが「ハマった」と感じられたときです。現在、私はWAF自動運用サービス『WafCharm』のマーケティング担当として、サービスサイトやブログサイトの制作や改善、ホワイトペーパーや事例などのコンテンツの企画・制作や、Web広告の実行など、幅広い施策を担当しています。業界動向や製品知識、お客さまのヒアリング情報などのデータをもとに、お客さまのインサイトを刺激する施策を、さまざまな角度から展開しています。

サイバーセキュリティクラウド（以下、CSC）は、社員一人ひとりに任される裁量権が大きく、自由度の高い環境。自由に施策を試すことができるので、「とりあえずやってみる」をモットーに、日々トライアンドエラーを重ねています。施策が「ハマる」と、顧客からの反響が増え、営業担当やノウハウを展開した他のマーケティングメンバーからも好評を得る。そんな手応えが何より嬉しいです。実は、学生のころから自分の知識や知恵が、誰かの助けに繋がる仕事をしたいと考えていました。その想いを存分に実現できているCSCの環境は、改めて“マーケティングは自分の天職だ”と実感しています。

CSCを選んだ理由。それは、市場が伸びているサイバーセキュリティ業界で、B2Bマーケティングへの投資をしている成長企業だったからです。Webサイトの構成からマーケティング対策の丁寧さに加え、当時芸能人を起用してプロモーションを実施していました。それを見て「マーケティングに本気で投資している会社だ」と直感したのです。

また、前職ではマーケティングの専門家が不在で、手探りで業務を進めていたこともあり、成長に限界を感じていました。CSCでは、各マーケティング担当が裁量権を持ち施策のPDCAをスピーディに回しています。一人ひとりがプロとしてチームで切磋琢磨できる、その職場環境にも強く惹かれました。

さらに、上長になるCSCのマーケティング部長が登壇したセミナーも非常に勉強になる内容でとても共感したので、CSCに入社すればマーケターとして「挑戦と成長ができる」と確信。その確信は、入社後に実感しています。CSCのターゲットは、セキュリティを実施するほぼすべての企業が対象となるため、施策の成果が大きな数字として可視化され、各施策のインパクトの大きさは前職とはケタ違い。マーケターとしての成長を実感できる環境に、確かな手応えを感じています。

最近ホットだったのは、担当している『WafCharm』のマーケティングに関する取り組み事例で、狙い通りの効果を獲得できたこと。

これまでの『WafCharm』の訴求ポイントは、「製品の機能」が中心でした。しかし、より施策の効果を上げるためにペルソナから再定義。まず、お客さまのインサイトを知るために、Salesforceに蓄積したヒアリング情報を分析し、次にお客さまへのインタビューに同席し、直接お客さまとコミュニケーションを取りました。そこで掴んだインサイト。それは、少人数体制でセキュリティ対応を担う企業が多く、最も求めているのは「WAF運用の工数削減」だったのです。この気づきをもとに、Webサイト改修の上に「工数削減」を訴求するセミナーを企画。結果は、セミナー1回あたりの商談獲得数が以前と比較して5倍以上。狙い通りのインパクトを実現しました。現状把握・課題特定・仮説立て。私の得意なスキルを活かして成果につなげられたことが、大きな自信になっています。

さらなる成長に向け、マーケターとして次のステップを見据えています。現在の目標は2つ。1つ目はWeb以外の手法のマーケティング施策にチャレンジし担当する『WafCharm』で定量的な成果をいままで以上に創出すること。例えば、展示会などのオフラインイベントの開催や、マス向けの広告を手掛けるなど。これまで自分が経験したことのない手法にも積極的に挑みたいと考えています。そのためには、外部セミナーや書籍を通して知識やノウハウを習得することが大切だと考えています。2つ目は『WafCharm』で蓄積した知見や経験を他プロダクトへの横展開をすること。CSCではさまざまなプロダクトを展開しているので、『WafCharm』での成功体験を活かし、他プロダクトの成果につなげたいと思っております。

これからもマーケターとして成長し、会社の売上に貢献する。その成果が、CSCのプロダクトの存在感を高め、お客さまの挑戦を支える力になると信じています。